さて、いよいよ取り付け編です。
キャンピングカー、キャンピングトレーラーに
設置していきましょう。
今回は取り付け場所の検討です。

その前に、注意点を一つ。
自走式のキャンピングカーより
牽引式のトレーラーは、全体の重量バランスが
崩れると、
走行時のスネーキングなどの問題が出てしまいます。
まずは、全体を見て
どこに室内機を取り付け
室外機をどこにつけるか考察が必要デス。
私が推奨するパナソニックの6畳用エアコン
↓↓↓
↓2019年モデル
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↓2020年モデル
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を例に挙げると、 その重量は
室内機 7.5kg
室外機 18kg
となっています。
これが常時載ることになります。
出来るだけ上手い配分で設置することは必要です。
例えば我が家のトレーラーを例に挙げて
みるとこんな感じです。

重量バランスを考えると
室内機と室外機は、タイヤから見て対称となる位置がイイ。
また左右のバランスを見ると
ギャレーには冷蔵庫や食器類などが詰まっており、
どう見ても右側が重い。
実際に沈み込みをメジャーで測ってもやはり右が重そうだ。
以上からして、エアコンは前後分散。
左寄せというのが結論である。
室外機の方が若干重いので、
ロッカーに入っている5kgボンベ2本のうち
1本は外してヘッド車に予備として積む形とした。
5kgボンベ1本が空瓶8kg、充瓶で13kgだから、
コレを1本降ろすだけで充分相殺できる。
何よりも、この室内機の位置がサイコーです。
ダイネットソファーの下になるため、
外から入ってきた人と中にずっといた人では
寒さの感覚が違うから、
暑い人はエアコンの下で一気に涼めるのです。
さて場所が決まったら取り付け

さすがに室外機をロッカー内に押し込むことに
なるので、風の抜けを良くしないと効率が落ちます。
で、ロッカーの底に大きな換気穴を設けることにした。

当然、室外機が落ちてはいけないので
底が抜けないように、木材で枠を作り、補強をする。
私は100mmの大穴8個をあけてやりました。
下から潜って電動ドライバー工具に、自在錐を付けて
思い切って逝きましょう。
そう、思い切りが肝心です。
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木枠も室外機の足の大きさに合わせてしっかりしたものを
製作します。
この木枠の上に、防振ゴムを介して室外機が取り付くのである。
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↑こんなのを4個準備して欲しい。
下側はステンレスの木ネジ。
上側は大き目のワッシャを介してエアコンの足となります。
この防振ゴムがあるとないのとでは、
室内で振動や騒音を感じなくなるほど大きな差があります。
では次回は配管の施工と、真空引きなど、完結編です。
道具も購入できるものから、
安くレンタルできるものまで紹介していきます。
このエアコントピックは連載になっています。
①キャンピングカーに家庭用エアコン#1
②エアコンを取り付ける準備#2
③キャンピングカーの家庭用エアコン#3
④キャンピングカーの家庭用エアコン#4完
現在は③のトピックを表示しています。
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